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2022.11.07
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2020.10.26
NOでは足りない
トランプ・ショックに対処する方法
トランプ版「ショック・ドクトリン」を阻止するために
私たちはみな,世界最大の権力をもつ政府まで飲みこむほどに肥大化した特異なブランドの「営利目的型リアリティ番組」のエキストラになってしまった――.トランプとその背後に存在する惨事便乗型資本主義者たちの政治的・経済的もくろみを明らかにし,みなが結集し対抗できる大衆運動の大胆なビジョンを提示する.
序 章
第一部 なぜこうなったのか──スーパーブランドの台頭
第1章 なぜトランプは究極のブランドになることで勝利したのか
第2章 ファースト・ブランドファミリー
第3章 マール・ア・ラーゴ版『ハンガー・ゲーム』
第二部 今どうなっているのか──不平等と気候変動
第4章 気候時計は真夜中を打つ
第5章 グラバー・イン・チーフ
第6章 政治は空白を嫌う
第7章 経済ポピュリズムを愛せよ
第三部 これから何が起きる恐れがあるか──ショックがやってくるとき
第8章 惨事の親玉たち──民主主義をすりぬける抜け道
第9章 危険な政策リスト──危機に備えて予期しておくべきこと
第四部 今より良くなる可能性を探る
第10章 ショック・ドクトリンが逆襲されるとき
第11章 「ノー」では十分でなかったとき
第12章 スタンディングロックから学んだこと──夢見ることを恐れない
第13章 跳躍のとき──小刻みの歩みではどうにもならない
終 章「ケア」する人々が多数派になるときは近い
リープ・マニフェスト──地球と人間へのケアに基づいた国を創るために
訳者あとがき
人名索引
第一部 なぜこうなったのか──スーパーブランドの台頭
第1章 なぜトランプは究極のブランドになることで勝利したのか
第2章 ファースト・ブランドファミリー
第3章 マール・ア・ラーゴ版『ハンガー・ゲーム』
第二部 今どうなっているのか──不平等と気候変動
第4章 気候時計は真夜中を打つ
第5章 グラバー・イン・チーフ
第6章 政治は空白を嫌う
第7章 経済ポピュリズムを愛せよ
第三部 これから何が起きる恐れがあるか──ショックがやってくるとき
第8章 惨事の親玉たち──民主主義をすりぬける抜け道
第9章 危険な政策リスト──危機に備えて予期しておくべきこと
第四部 今より良くなる可能性を探る
第10章 ショック・ドクトリンが逆襲されるとき
第11章 「ノー」では十分でなかったとき
第12章 スタンディングロックから学んだこと──夢見ることを恐れない
第13章 跳躍のとき──小刻みの歩みではどうにもならない
終 章「ケア」する人々が多数派になるときは近い
リープ・マニフェスト──地球と人間へのケアに基づいた国を創るために
訳者あとがき
人名索引
ナオミ・クライン NaomiKlein
1970年,カナダ生まれのジャーナリスト,作家,活動家.デビュー作『ブランドなんか,いらない』は,企業中心のグローバリゼーションへの抵抗運動のマニフェストとして世界的ベストセラーになった.アメリカのイラク戦争後の「復興」に群がる企業の行動に注目したことがきっかけとなった大著『ショック・ドクトリン――惨事便乗型資本主義の正体を暴く』は,日本でも多くの読者に受け入れられた.『これがすべてを変える――資本主義 vs.気候変動』は,「『沈黙の春』以来,地球環境に関してこれほど重要で議論を呼ぶ本は存在しなかった」と絶賛された.2018年6月,ハリケーン・マリア襲来後のプエルトリコに関する小論考 The Battle for Paradise を発表した.2016年,シドニー平和賞受賞.2017年に調査報道を手がける米ネット・メディア「インターセプト」に上級特派員として参加,他に『ガーディアン』『ネーション』などさまざまな媒体で記事を執筆している.
幾島幸子(いくしま さちこ)
翻訳家.1951年生まれ.訳書に,『ショック・ドクトリン――惨事便乗型資本主義の正体を暴く(上・下)』(ナオミ・クライン著,岩波書店,共訳),『これがすべてを変える――資本主義 vs.気候変動(上・下)』(同,共訳),『マルチチュード(上・下)』(アントニオ・ネグリ/マイケル・ハート著,NHKブックス),『暴力の人類史(上・下)』(スティーブン・ピンカー著,青土社,共訳),『70歳の日記』(メイ・サートン著,みすず書房)などがある.
荒井雅子(あらい まさこ)
翻訳家.1960年生まれ.TUP(平和をめざす翻訳者たち)メンバー.訳書に,『チョコレートの真実』(キャロル・オフ著,英治出版),『爆撃』(ハワード・ジン著,岩波書店,共訳),『これは誰の危機か,未来は誰のものか』『金持ちが確実に世界を支配する方法』(共にスーザン・ジョージ著,岩波書店),『これがすべてを変える――資本主義 vs.気候変動(上・下)』(ナオミ・クライン著,岩波書店,共訳)などがある.
1970年,カナダ生まれのジャーナリスト,作家,活動家.デビュー作『ブランドなんか,いらない』は,企業中心のグローバリゼーションへの抵抗運動のマニフェストとして世界的ベストセラーになった.アメリカのイラク戦争後の「復興」に群がる企業の行動に注目したことがきっかけとなった大著『ショック・ドクトリン――惨事便乗型資本主義の正体を暴く』は,日本でも多くの読者に受け入れられた.『これがすべてを変える――資本主義 vs.気候変動』は,「『沈黙の春』以来,地球環境に関してこれほど重要で議論を呼ぶ本は存在しなかった」と絶賛された.2018年6月,ハリケーン・マリア襲来後のプエルトリコに関する小論考 The Battle for Paradise を発表した.2016年,シドニー平和賞受賞.2017年に調査報道を手がける米ネット・メディア「インターセプト」に上級特派員として参加,他に『ガーディアン』『ネーション』などさまざまな媒体で記事を執筆している.
幾島幸子(いくしま さちこ)
翻訳家.1951年生まれ.訳書に,『ショック・ドクトリン――惨事便乗型資本主義の正体を暴く(上・下)』(ナオミ・クライン著,岩波書店,共訳),『これがすべてを変える――資本主義 vs.気候変動(上・下)』(同,共訳),『マルチチュード(上・下)』(アントニオ・ネグリ/マイケル・ハート著,NHKブックス),『暴力の人類史(上・下)』(スティーブン・ピンカー著,青土社,共訳),『70歳の日記』(メイ・サートン著,みすず書房)などがある.
荒井雅子(あらい まさこ)
翻訳家.1960年生まれ.TUP(平和をめざす翻訳者たち)メンバー.訳書に,『チョコレートの真実』(キャロル・オフ著,英治出版),『爆撃』(ハワード・ジン著,岩波書店,共訳),『これは誰の危機か,未来は誰のものか』『金持ちが確実に世界を支配する方法』(共にスーザン・ジョージ著,岩波書店),『これがすべてを変える――資本主義 vs.気候変動(上・下)』(ナオミ・クライン著,岩波書店,共訳)などがある.
書評情報
毎日新聞(朝刊) 2019年11月3日(評者:斎藤幸平さん)
図書新聞 2018年12月15日
朝日新聞(朝刊) 2018年10月13日
北海道新聞(朝刊) 2018年10月7日
日本農業新聞 2018年10月7日
西日本新聞 2018年8月25日
図書新聞 2018年12月15日
朝日新聞(朝刊) 2018年10月13日
北海道新聞(朝刊) 2018年10月7日
日本農業新聞 2018年10月7日
西日本新聞 2018年8月25日