現代語訳 碧巌録 (上)
禅教本の最高峰を,詳細な注と画期的な現代語訳でおくる.上巻には第30則まで収録.
北宋晩期に成立した『碧巌録』は,「宗門第一の書」として日本の禅に多大な影響を与えた.この禅教本の最高峰を,従来の解釈から解き放ち,詳細な注と画期的な現代語訳でおくる.「文字禅」の究極である本書を繙く者は,言語と意味,その解体と生成の場に立ち合うことになるであろう.上巻には第30則までを収める.
書評情報
東方 254号(2002年4月)
東方 252号(2002年2月)
信濃毎日新聞(朝刊) 2001年5月21日
東方 252号(2002年2月)
信濃毎日新聞(朝刊) 2001年5月21日