レッドタートル

ある島の物語

どこから来たのか どこへ行くのか いのちは?

レッドタートル
著者 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット 原作 , 池澤 夏樹 構成・文
ジャンル 書籍 > 児童書
刊行日 2016/09/13
ISBN 9784000256681
Cコード 0798
体裁 A4 ・ 上製 ・ 44頁
定価 1,980円
在庫 在庫あり
嵐の中,海に放りだされた男が小さな無人島に打ち上げられた.必死に島から脱出しようと試みるが,見えない力によって何度も島に引き戻される.絶望的な状況におかれた男の前に,ある日,一人の女が現れた――.詩情あふれるマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督初の長編アニメーションを絵本化.池澤夏樹の言葉で物語る.
■原作
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット Michael Dudok de Wit
1953年オランダ生まれ。スイスとイギリスの美術大学を卒業。スペインでアニメーターとして働いた後,1980年からイギリスに居を構える。その後フリーランスとして複数のスタジオで働き,ディズニー作品「美女と野獣」(1991)「ファンタジア2000」(2000)などに参画する。過去の短編アニメーション監督作品では,「お坊さんと魚」(1994)でアカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート,「岸辺のふたり」(2000)では同賞を受賞。最新作長編アニメーション映画「レッドタートル ある島の物語」で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門特別賞を受賞。


■構成・文
池澤夏樹 Natsuki Ikezawa
作家。1945年,北海道帯広市に生まれる。1975年から3年間をギリシャで,1994年から10年間を沖縄で,2004年から5年間をフランスで過ごし,現在は札幌に住んでいる。1984年,『夏の朝の成層圏』で長編小説デビュー。1987年発表の『スティル・ライフ』で第98回芥川賞を受賞。その他の著書に,『母なる自然のおっぱい』『マシアス・ギリの失脚』(ともに新潮社)『花を運ぶ妹』(文藝春秋)など多数。2007年から『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』全30巻,『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』全30巻(ともに河出書房新社)などの仕事もスタートさせた。

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