ニッポン放浪記

ジョン・ネイスンカイソウロク

三島,大江の翻訳者にして作家,また映画監督としてエミー賞まで受賞してしまうマルチな才能を武器にしてニッポン中を東奔西走!

ニッポン放浪記
著者 ジョン・ネイスン , 前沢 浩子
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
刊行日 2017/11/22
ISBN 9784000612340
Cコード 0098
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 346頁
定価 3,080円
在庫 在庫僅少
三島由紀夫,安部公房,そして大江健三郎の翻訳者でありながら,映画監督としてエミー賞まで受賞してしまうマルチな才能を持った著者.彼が東京で過ごした輝ける青春の日々――それは東京が,日本の若き才能がエネルギーに満ちあふれ,もっとも輝いていた日々でもあった――要約を拒絶する豊穣な日々よ!
第一章 もし音楽が恋の糧なら……
第二章 まゆみ
第三章 三島由紀夫
第四章 大江健三郎
第五章 人情劇こもごも
第六章 アメリカに帰る
第七章 サマー・ソルジャー
第八章 フルムーン・ランチ
第九章 破綻
第十章 ユダヤ人に囲まれて
第十一章 金まみれの日々
第十二章 ストックホルム
第十三章 いつかきた道
第十四章 日本との距離
エピローグ 漱石に導かれて
ジョン・ネイスン(JohnNathan)
1940年生まれ.作家,翻訳家,映画監督.カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授.主な著作に『三島由紀夫衽衲ある評伝』(野口武彦訳,新潮社),『ソニー衽衲ドリーム・キッズの伝説』(山崎淳訳,文藝春秋),訳書に夏目漱石『明暗』,三島由紀夫『午後の曳航』,大江健三郎『個人的な体験』『新しい人よ眼ざめよ』など多数.

前沢浩子(まえざわ ひろこ)
1961年生まれ.津田塾大学卒業,同大学院修了.獨協大学教授.著書にNHKカルチャーラジオ『生誕450年シェークスピアと名優たち』(NHK出版),訳書にスタンリー・ウェルズ『シェイクスピアとコーヒータイム』(三元社),マーティン・ウォデルほか『森かげの家』(PARCO出版局)などがある.

書評情報

AERA 2018年3月5日号
東京新聞(夕刊) 2018年2月7日
毎日新聞(朝刊) 2018年1月21日
愛媛新聞 2018年1月21日
徳島新聞 2018年1月21日
沖縄タイムス 2018年1月20日
なごみ 2018年2月号
中國新聞 2018年1月14日
日本経済新聞(朝刊) 2018年1月13日
中央公論 2018年2月号
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