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作家がガンになって試みたこと

胃ガンが見つかった時に,手術を拒否した楽天家作家が選んだ道は?

作家がガンになって試みたこと
著者 高橋 三千綱
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
刊行日 2018/06/22
ISBN 9784000612753
Cコード 0095
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 238頁
在庫 在庫あり
「今度は胃ガンが見つかりました」,肝硬変に苦しむ作家は宣告された.ほうっておくと大変なことになるという医者を振り切り手術を拒否すると,医療漂流が始まった.再生医療,民間療法,先進医療……,情報が錯綜する中で,自分の身体のことは自分が一番知っているという,楽天家作家の選んだ道は?
第一章 食道ガンだな,といわれた日
第二章 不機嫌な患者
第三章 夜明けの囁き
第四章 ガン退治に効果的な食事法
第五章 内視鏡手術だからといって侮ることなかれ
第六章 殺人ストレスのもう一つの正体
第七章 アンモニア,脳に乱入
第八章 「ところで,今度は胃ガンが見つかりました」
第九章 医療漂流事始め
第十章 再生医療たあ,何だ?
第十一章 成体幹細胞の講義であります
第十二章 悪い奴ほど長生きできる
第十三章 樹状細胞ワクチンの使命
第十四章 立ちはだかる肝硬変
第十五章 免疫細胞は不滅
第十六章 iPS細胞への期待
第十七章 期待される患者像
第十八章 免疫力で蘇る

「あとがきにかえて」
高橋三千綱(たかはし みちつな)
1948年1月5日大阪府生まれ.作家,高野三郎の長男として生まれる.高校卒業後,サンフランシスコ州立大学入学.帰国後,『シスコで語ろう』を自費出版.早稲田大学へ入学するが中退し,東京スポーツ新聞社入社.1974年『退屈しのぎ』で第17回群像新人文学賞,78年『九月の空』で第79回芥川賞を受賞.83年『真夜中のボクサー』映画製作.著書に『怒れど犬』『葡萄畑』『天使を誘惑』『明日のブルドッグ』『猫はときどき旅に出る』『さすらいの皇帝ペンギン』『剣聖一心斎』『こんな女と暮らしてみたい』『楽天家は運を呼ぶ』など多数.

書評情報

東京新聞(朝刊) 2018年9月3日

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