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夢十夜

他二篇

小品とはいうが,ここには荒涼たる孤独に生きた作家漱石の最暗部が濃密に形象化されている.

夢十夜
著者 夏目 漱石
通し番号 緑11-9
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 緑(現代日本文学)
日本十進分類 > 文学
刊行日 1986/03/17
ISBN 9784003101193
Cコード 0193
体裁 文庫 ・ 188頁
在庫 在庫僅少

長篇の合い間をぬうようにして書かれた小品とよばれる一群の短篇がある.小品とはいうが,しかしその存在は大きく,戦後の新しい漱石論は『夢十夜』の読み直しからはじまったと言っても過言ではあるまい.ここには荒涼たる孤独に生きた作家漱石の最暗部が濃密に形象化されている.『文鳥』『永日小品』を併収.(解説 阿部 昭)

夢十夜

文鳥

永日小品
元日/蛇/泥棒/柿/火鉢/下宿/過去の匂い/猫の墓/暖かい夢/印象/人間/山鳥/モナリサ/火事/霧/懸物/紀元節/儲口/行列/昔/声/金/心/変化/クレイグ先生

解説 阿部昭
注解 古川久(編)

書評情報

ダ・ヴィンチ 2017年5月号
読売新聞(朝刊) 2015年8月16日
朝日新聞(be) 2014年6月28日
読売新聞(朝刊) 2010年10月10日

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