キルプの軍団

人間の悪とは,罪とは何か.そしてそれをのり越える「ゆるし」「癒し」とは何かを追究した大江文学の結晶.

キルプの軍団
著者 大江 健三郎
通し番号 緑197-3
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 緑(現代日本文学)
刊行日 2018/05/16
ISBN 9784003119730
Cコード 0193
体裁 文庫 ・ 402頁
定価 1,001円
在庫 在庫あり
高校生の「僕」は,刑事の忠叔父さんとディケンズの小説『骨董屋』を原文で読み進めていくうちに,まるでそのストーリーが反映するかのように,とてつもない「事件」に巻きこまれてしまう.――人間の悪とは,罪とは何か.そしてそれをのり越える「ゆるし」,「癒し」とは何かを追究した大江文学の結晶.
キルプの軍団

読み・書くことの治癒力(あとがきにかえて)
解 説(小野正嗣)

書評情報

朝日新聞(朝刊) 2019年5月19日(評者:鴻巣友季子さん)
中國新聞 2018年8月19日
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