桜の実の熟する時

文学へのほとばしる情熱,教え子へのかなわぬ恋を綴る藤村(1872-1943)の自伝的小説.改版.(解説=片岡良一・高橋昌子)

桜の実の熟する時
著者 島崎 藤村
通し番号 緑23-7
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 緑(現代日本文学)
刊行日 2018/02/16
ISBN 9784003600337
Cコード 0193
体裁 文庫 ・ 286頁
定価 770円
在庫 在庫あり
「思わず彼は拾い上げた桜の実を嗅いでみて,おとぎ話の情調を味わった.それを若い日の幸福のしるしというふうに想像してみた」──藤村(1872-1943)のほとばしる文学への情熱,教え子へのかなわぬ恋を投影した青春の自画像.同じく自伝的小説である『春』『新生』の,少年から青年期を描く.改版.(解説=片岡良一・高橋昌子)
桜の実の熟する時


注 解 (高橋昌子)
藤村氏と『桜の実の熟する時』 (片岡良一)

〈解説〉
原郷への旅程――『桜の実の熟する時』(高橋昌子)
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