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仕事道楽 新版

スタジオジブリの現場

「好きなものを好きなように」作り続けてきたジブリの三十年,そして〈未来〉は如何に? 増補決定版!

仕事道楽 新版
著者 鈴木 敏夫
通し番号 新赤版 1486
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 社会
刊行日 2014/05/20
ISBN 9784004314868
Cコード 0295
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 284頁
在庫 在庫あり

「いつも現在進行形,面白いのは目の前のこと.」 好きなものを好きなように作りつづけ,アニメーション映画の最前線を駆け抜けてきたジブリ.そして2014年,高畑勲の14年ぶりの新作,宮崎駿の「引退宣言」を経て,世界のジブリ・プロデューサーが今,語ることとは? 『風の谷のナウシカ』から30年,増補を加えた決定版!【カラー口絵1丁】

新版のはじまりに
序にかえて──体にしみこんでしまった記憶

1「仕事は公私混同/まかせた以上は全部まかせる」 ──『アニメージュ』創刊のころ

2「つきあう以上、教養を共有したい」 ──高畑勲・宮崎駿との出会い

3「一番大事なのは監督の味方になること」 ──『風の谷のナウシカ』そしてスタジオジブリ設立

4「企画は半径3メートル以内にいっぱい転がっている」 ──宮崎駿の映画作法

5「みんなで坂を転げ落ちるのが映画づくりだ」 ──高畑勲の論理と実践

6「人間、重いものを背負って生きていくもんだ」 ──徳間康快の生き方

7「いいものを作るには小さい会社のほうがいい」 ──「町工場」としてのジブリ

新「こつこつ努力することで開ける未来がある」 ──つねに現在進行形で考える

引用出典一覧
鈴木敏夫略年譜
あとがき(二〇〇八年版・新版)
鈴木敏夫 (すずきとしお)
 1948年名古屋市生まれ.
 1972年慶應義塾大学文学部卒業,徳間書店入社.
『アニメージュ』編集部を経て,『風の谷のナウシカ』を機に映画制作へ.
 1989年よりスタジオジブリ専従,プロデューサーとして『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など,大ヒットを次々に生みだす.
 現在─スタジオジブリ代表取締役プロデューサー.
 著書─『映画道楽』(角川文庫)
    『ジブリの哲学』(岩波書店)
    『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(復刊ドットコム)
    『風に吹かれて』(中央公論新社)

書評情報

くらしの百科 2014年9月号

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