夏目漱石

僕も弱い男だが弱いなりに死ぬまでやるのである

夏目漱石
著者 十川 信介
通し番号 新赤版 1631
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 文学
日本十進分類 > 文学
刊行日 2016/11/18
ISBN 9784004316312
Cコード 0295
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 308頁
定価 1,232円
在庫 在庫あり

結局のところ,人間とはわからないものである.しかし,それでもなお,人間とはわかるものである──.漱石の作品はわれわれにそう語りかけているのかも知れない.暗い孤独と深い明暗を心にかかえ,小説という仮構を通して人間なるものを追究する.作家・夏目漱石(慶応三年─大正五年)の生涯をえがく評伝.

書評情報

読売新聞(朝刊) 2017年1月8日
朝日新聞(朝刊) 2017年1月5日
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