短歌は最強アイテム
高校生活の悩みに効きます
熱血教師で歌人の著者が,現代短歌を通じて揺れ動く生徒たちの心模様を描く青春短歌エッセイ.
「ちばさと」の愛称で親しまれる国語科の熱血教師であり,歌人でもある著者が,現代短歌を通じて学校生活の様子や揺れ動く生徒たちの心模様を描く青春短歌エッセイ.友だち、恋、部活といった現在進行形の高校生のリアルに寄り添いながら,「いろいろあるけど大丈夫! 前を向いて生きていこうぜ!」と黒板に書いた歌でエールを送る.
はじめに──「短歌の人」と呼ばれて
第1章 正義の天使とつきあう方法── 教員歌人「ちばさと」の日常
ウィキペディアには載ったけれど
なぜかケンカの仲裁を
「進学指導重点校」への異動が決まる
【短歌連作】 今,図書館にいます
第2章 大冒険が始まる── 小さな黒板を手に入れて
着任の挨拶は大成功
「今日のおすすめ短歌」を始める
恋の歌をめぐって
なぜこの場所に黒板が置いてあったのか
「さようなら」が苦手な少女
青春キャンペーン
ちばさと,倒れる
そして夏休みが始まる
【短歌連作】 高校教師再入門
第3章 みんな旅の途中──クラスは大きな船
二年五組の担任に
授業で大苦戦
二つの部の顧問に
学級通信を捨てられて
そこに本があったから
外間先生の思い出
代理ピアニスト,大いに汗をかく
ちばさとは変態歌人(!?)
九月のある朝の出来事
古典の勉強会スタート
「先生,ごめんなさい」
三年五組卒業日記
【短歌連作】 空賊になって
第4章 好きな呼び方で友だちを呼ぼう──人間関係を深めるには
千葉くんの友だちは田中くん,高橋くん
名字ではなく名前を呼ぼう
「呼び名自己申告制」を始める
呼び名をプロデュースしよう
【短歌連作】 横浜駅西口にて
第5章 「友情」と「恋愛」は永遠の練習問題──どちらにも正解はありません
「名前で呼んでくれるんですよね」
先生がとれそうな賞
大縄跳び大会のあとで
『伊勢物語』をもとに恋を語れば
恋愛尊重法を制定したい
ライバルは最高の友人
【短歌連作】 海の底のにぎやかなカフェ
第6章 いちばんの味方,いちばんの敵──親と出会い直す
子育てはツッコミ力で
親は友だち
母が倒れた
外はまだ明るいのに
親を叱るということ
ちばさと,うさぎちゃんになる
文学を味方につけて
親子関係は永遠のテーマ
【短歌連作】 空ひとつ
第7章 ステージは薄暗がりの中──部活は光と影に彩られて
青春映画を撮影するとしたら
部活のおかげで健康に
まさかのステージ・デビュー
あとがき
ブックガイド
第1章 正義の天使とつきあう方法── 教員歌人「ちばさと」の日常
ウィキペディアには載ったけれど
なぜかケンカの仲裁を
「進学指導重点校」への異動が決まる
【短歌連作】 今,図書館にいます
第2章 大冒険が始まる── 小さな黒板を手に入れて
着任の挨拶は大成功
「今日のおすすめ短歌」を始める
恋の歌をめぐって
なぜこの場所に黒板が置いてあったのか
「さようなら」が苦手な少女
青春キャンペーン
ちばさと,倒れる
そして夏休みが始まる
【短歌連作】 高校教師再入門
第3章 みんな旅の途中──クラスは大きな船
二年五組の担任に
授業で大苦戦
二つの部の顧問に
学級通信を捨てられて
そこに本があったから
外間先生の思い出
代理ピアニスト,大いに汗をかく
ちばさとは変態歌人(!?)
九月のある朝の出来事
古典の勉強会スタート
「先生,ごめんなさい」
三年五組卒業日記
【短歌連作】 空賊になって
第4章 好きな呼び方で友だちを呼ぼう──人間関係を深めるには
千葉くんの友だちは田中くん,高橋くん
名字ではなく名前を呼ぼう
「呼び名自己申告制」を始める
呼び名をプロデュースしよう
【短歌連作】 横浜駅西口にて
第5章 「友情」と「恋愛」は永遠の練習問題──どちらにも正解はありません
「名前で呼んでくれるんですよね」
先生がとれそうな賞
大縄跳び大会のあとで
『伊勢物語』をもとに恋を語れば
恋愛尊重法を制定したい
ライバルは最高の友人
【短歌連作】 海の底のにぎやかなカフェ
第6章 いちばんの味方,いちばんの敵──親と出会い直す
子育てはツッコミ力で
親は友だち
母が倒れた
外はまだ明るいのに
親を叱るということ
ちばさと,うさぎちゃんになる
文学を味方につけて
親子関係は永遠のテーマ
【短歌連作】 空ひとつ
第7章 ステージは薄暗がりの中──部活は光と影に彩られて
青春映画を撮影するとしたら
部活のおかげで健康に
まさかのステージ・デビュー
あとがき
ブックガイド
千葉 聡(ちば さとし)
1968年神奈川県に生まれる.東京学芸大学教育学部卒業.國學院大學大学院文学研究科博士課程前期修了,博士課程後期単位取得退学.歌人集団「かばん」に入会した97年,穂村弘氏,東直子氏の作品にこころ打たれ,本格的に短歌を詠み始める.98年,第41回短歌研究新人賞を受賞.歌集に『微熱体』『そこにある光と傷と忘れもの』『飛び跳ねる教室』『今日の放課後,短歌部へ!』『海,悲歌,夏の雫など』がある.エッセイや小説も発表している.横浜市立桜丘高等学校教諭.國學院大學文学部兼任講師.名桜大学校歌を作曲するなど音楽活動も手がける.
1968年神奈川県に生まれる.東京学芸大学教育学部卒業.國學院大學大学院文学研究科博士課程前期修了,博士課程後期単位取得退学.歌人集団「かばん」に入会した97年,穂村弘氏,東直子氏の作品にこころ打たれ,本格的に短歌を詠み始める.98年,第41回短歌研究新人賞を受賞.歌集に『微熱体』『そこにある光と傷と忘れもの』『飛び跳ねる教室』『今日の放課後,短歌部へ!』『海,悲歌,夏の雫など』がある.エッセイや小説も発表している.横浜市立桜丘高等学校教諭.國學院大學文学部兼任講師.名桜大学校歌を作曲するなど音楽活動も手がける.
書評情報
南日本新聞 2018年4月15日
現代短歌新聞 72号(2018年3月号)
モルゲン 2017年12月号
東京新聞(夕刊) 2017年12月11日
読売新聞(朝刊) 2017年11月29日
現代短歌新聞 72号(2018年3月号)
モルゲン 2017年12月号
東京新聞(夕刊) 2017年12月11日
読売新聞(朝刊) 2017年11月29日