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2022.12.08
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新版 漱石論集成
思想家柄谷行人にとって思考の原点であった漱石に関する評論,講演録等を精選し,集成.多面的な切り口からせまる漱石論の決定版.
「マルクスを読むように漱石を読んできた」と自ら語るように,漱石はつねに柄谷行人の思考の原点であり続けてきた.群像新人文学賞を受賞した代表作「意識と自然」(1969年)から90年代に至るまでの著者の漱石に関する評論,講演録,エッセイ等を集め,その思考の軌跡をたどる.多面的な切り口からせまる,漱石論の決定版.
漱石試論 Ⅰ
意識と自然
内側から見た生
階級について
文学について
漱石試論 Ⅱ
漱石とジャンル
漱石と「文」
漱石試論 Ⅲ
詩と死――子規から漱石へ
漱石の作品世界
作品解説
『門』
『草枕』
『それから』
『三四郎』
『明暗』
『虞美人草』
『彼岸過迄』
『道草』
講演その他
漱石の多様性 講演――『こゝろ』をめぐって
淋しい「昭和の精神」
漱石とカント
岩波現代文庫版あとがき
初出一覧
意識と自然
内側から見た生
階級について
文学について
漱石試論 Ⅱ
漱石とジャンル
漱石と「文」
漱石試論 Ⅲ
詩と死――子規から漱石へ
漱石の作品世界
作品解説
『門』
『草枕』
『それから』
『三四郎』
『明暗』
『虞美人草』
『彼岸過迄』
『道草』
講演その他
漱石の多様性 講演――『こゝろ』をめぐって
淋しい「昭和の精神」
漱石とカント
岩波現代文庫版あとがき
初出一覧
柄谷行人(からたに こうじん)
1941年兵庫県尼崎市生まれ.評論家.東京大学経済学部卒業,同大学大学院英文学修士課程修了.法政大学教授,近畿大学教授,コロンビア大学比較文学科客員教授などを歴任.著書に,『定本 日本近代文学の起源』『トランスクリティーク――カントとマルクス』『世界史の構造』(以上,岩波現代文庫)『倫理21』(平凡社)『探究 I』『探究 II』(講談社学術文庫)ほか多数.
1941年兵庫県尼崎市生まれ.評論家.東京大学経済学部卒業,同大学大学院英文学修士課程修了.法政大学教授,近畿大学教授,コロンビア大学比較文学科客員教授などを歴任.著書に,『定本 日本近代文学の起源』『トランスクリティーク――カントとマルクス』『世界史の構造』(以上,岩波現代文庫)『倫理21』(平凡社)『探究 I』『探究 II』(講談社学術文庫)ほか多数.