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文学部唯野教授

究極のパロディか,抱腹絶倒のメタフィクションか.文学を縦横無尽に講義する超話題騒然大学学問小説.

文学部唯野教授
著者 筒井 康隆
通し番号 文芸1
ジャンル 書籍 > 岩波現代文庫 > 文芸
日本十進分類 > 文学
刊行日 2000/01/14
ISBN 9784006020019
Cコード 0193
体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 378頁
在庫 在庫あり
これは究極のパロディか,抱腹絶倒のメタフィクションか! 大学に内緒で小説を発表している唯野先生は,グロテスクな日常を乗り切りながら,講義では印象批評からポスト構造主義まで壮観な文学理論を展開して行くのであったが….「大学」と「文学」という2つの制度=権力と渡り合った,爆笑と驚愕のスーパー話題騒然小説.
第一講 印象批評
第二講 新批評
第三講 ロシア・フォルマリズム
第四講 現象学
第五講 解釈学
第六講 受容理論
第七講 記号論
第八講 構造主義
第九講 ポスト構造主義

同時代ライブラリー版によせて
現代文庫版によせて
筒井康隆 (つつい やすたか)
1934年大阪市生まれ.57年同志社大学文学部卒業.作家.65年にSF小説『東海道戦争』を処女出版.以後『脱走と追跡のサンバ』『家族八景』『大いなる助走』『宇宙衛星覽會』などで人気を集める.80年代には前衛的な方向に転じ『虚人たち』で泉鏡花賞受賞.この後『虚航船団』『夢の木坂分岐点』(谷崎潤一郎賞受賞)『残像に口紅を』など話題作を次々と発表している.

書評情報

日本経済新聞(夕刊) 2018年6月12日
週刊現代 2017年12月2日号
読売新聞(朝刊) 2014年5月11日
てんとう虫 2011年1月号
朝日新聞(朝刊) 2010年7月4日
読売新聞(朝刊) 2008年10月27日

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