口訳万葉集 (中)

(全3巻)

生誕130年を迎える文豪による『万葉集』の口述での現代語訳.中巻には巻八から巻十二までを収める.

口訳万葉集 (中)
著者 折口 信夫
通し番号 文芸288
ジャンル 書籍 > 岩波現代文庫 > 文学・芸術
刊行日 2017/04/14
ISBN 9784006022884
Cコード 0192
体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 494頁
定価 1,540円
在庫 在庫あり

日本古典に独創的な世界を拓いた,生誕130年を迎える文豪の作品.二十九歳の青年が,『万葉集』全歌を口述筆記させて現代語訳をした特異なる書.折口は,原文以外,参考書は一冊も参照していない.全編に若さと才気が溢れている.中巻には,巻第八から巻第十二までを収める(全三巻,解説=安藤礼二).

巻第八
巻第九
巻第十
巻第十一
巻第十二
解説 ……安藤礼二 


【上巻目次】
口訳万葉集のはじめに
巻第一
巻第二
巻第三
巻第四
巻第五
巻第六
巻第七
解説 ……持田叙子

【下巻目次】
巻第十三
巻第十四
巻第十五
巻第十六
巻第十七
巻第十八
巻第十九
巻第二十
解説
折口信夫(おりくち しのぶ)
1887―1953年.民俗学者,国文学者,詩人・歌人(釈迢空).大阪生まれ.國學院大学国文科卒.中学校の国漢教師の後,1921年,國學院大学教授.1928年,慶応義塾大学教授.民俗学,国文学研究で独自の領域を開拓した.文学者としても,1925年,処女歌集『海やまのあひだ』刊行以後,多くの詩集,歌集,小説を残した.『折口信夫全集』(全37巻・別巻4巻,中央公論社)など.
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